2008/05/07

企業とは?消費者独占型企業とは?投資戦略とは?

企業とは?消費者独占型企業とは?投資戦略とは?

「企業とは何か?」
企業の目的は経済活動である。 
企業が必要としているものは市場での競争力を測定し、経営陣の仕事ぶりを客観的に測定することのできる尺度である。 企業にとって重要なことは経済活動に優れた生産という共通の目標に向けた人間活動のための組織として存続することである。 強みを発揮させ、失敗が惨事となりえないレベルにおいてリーダーとしての能力を試すことができなければならない。
利益とはリスクに対する保険料である。
経済活動とは本質からして未来に対する賭けである。 したがってそこにはリスクが伴う。 また事業が成果を挙げるのに要する「時間の長さ」による不確実性がある。 したがって利益とはリスクに対する保険料であり、経済活動の基盤となるものである。リスクに対する相応の用意のない社会は自らを食いつぶす貧困化する社会である。 
利益とは未来への賭けに伴うリスクに対する保険であるとともに、生産の拡大に必要な資本設備のための唯一の原資である。 生産と消費の差から捻出するよりほかない。 その差が利益である。 多ければ多いほど経済は発展し、動揺に耐え、後退から回復する、経済の成長と安定は利益の多寡に比例する。 利益以外に経済活動の成否の尺度がありうることは、ナンセンスである。

「消費者独占型企業」とは?
消費者独占型企業の特徴
消費者独占力を持つと思われるサービズ、製品があるか
1株あたりの利益(EPS)が力強い増加基調にあるか
多額の負債をかかえていないか
株主資本利益率(ROE)は十分高いか
内部留保利益の大きな割合を再投資するひつようがあるか
内部留保利益を新規事業や自社株買戻しに自由に使えるか
インフレを価格に転嫁できるか
内部留保利益の再投資による利益が、株価上昇につながっているか
「消費者独占型企業タイプ 」
強いブランド力をもつ。
持続的に使用せざるを得ないコミュニケーション関連事業
企業や個人が日常的に使用し続けざる得ないサービズを提供
事実上地域独占力を持っている

「投資の王道」 投資戦略とは?
自分で調査し、自分で考える。 よく調べるべき対象は企業である。各々の企業がどうやって利益をあげているのか理解する。
自分が投資しているものについて理解する。 少しを多く知る。
合理的な投資をおこなう。 
自分の能力の限界を明確にする。
経営者が有能である。
慎重に検討し、企業の本質的な価値(企業がその一生においてどれだけ利益を上げるかを計算する技術)と市場価値を比較する

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参考本
企業とは何か P।F।ドラッカー
バフェットの銘柄選択術 メアリーバフェット、デビッドクラーク
バフェットの投資の王道 ロバートPマイルズ