2008/03/14

知恵袋 「知恵」と読書

トップレベルのチームはマネジメント重視でなく行動重視でなければ駄目だ。――ゴードン・ベル

「知恵」と読書 
「知恵」とは本来、自分が体験を通してしか摑めない。 
本を読むのは大切なことですが「読んだだけでわかった気になってしまう」という「知識」を我々は「知恵」を摑んだ気になってしまうことが多々あります。 特に「視覚」からきた情報はそのような傾向が強い。 情報は自分が使えるレベルまで繰り返し入力しないと記憶に残りませんがその時人は「知恵」を得た気になってしまう。 時間の経過とともに意味のない情報は記憶することはできません。 自分が重要と思う「情報」は繰り返し入力しないと「使える」情報にはなりません。 これにはやはり自分自身の体験を通じて「知恵」と摑まない限り実際のビジネスや日常生活でいざ必要となったとき役に立ちません。「自分の体験」と重ね合わせながら自分が持っている考えを「意味づけ」しながら記憶の整理をしていく必要があります。 本を読むときは感得「感動、感銘、共感」を心がけて本をよむことで読んだ本の内容を必要なときに思い出すことができます。
今日のポイント: 
「知恵を摑む読書」とは本に書かれている先人の言葉を触媒として自分自身の過去の経験、体験のなかから知恵を摑む営みです。
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