2008/02/18

中国古典 中国古典の3つのテーマ

「徳は事業の基なり」~智、仁、勇、謙、寛、信、勤、義~
守屋先生の講義を受講したとき大きく3つのテーマがありました。

①「経世済民(けいせいさいみん)」 世を経め民を済う  今日でいう政治です。
国や組織をまとめ人民の生活を守る。 筆者であれば「組織」や「家族の生活を守る」ことと理解しています。 先憂後楽 一般の人が楽しんでから(先に憂い、心配)、後で自分は楽しむ

②「応対辞令(おうたいじれい)」応対(人と合って話をする)、辞令(言葉遣い)社会生活の場における人間関係にどう対処すればよいか、人間関係論について 
不即不離 くっつきすぎてもだめ、離れすぎてもだめ 距離感が重要である。
 
③「修己治人(しゅうこちじん)」 己を修め、人を治む 「己を修む」能力と人格の両面にわたって自分を磨くこと それによりはじめて「人を治む」人の上に立つ資格(リーダー)が得られる。 
自分を磨く方法論がさまざまな角度から中国古典には説き明かされている。 
毎日の生活や仕事のなかでも実践的で参考になるものが多いとおもいます。