2008/02/15

投資戦略 米国株長期トレンド S&P500インデックスにみる

上の図は過去50年間(ダブルクリックで拡大:ソースYahoo,Finance)S&P500インデックス指数であります。50年間に3回(大恐慌、オイルショック、ITバブル崩壊)の大きな調整がありました。数年間の調整後指数は上昇しています。 今年米国大統領選挙、サブプライム問題による住宅不況、個人消費に陰りがありますが5年、10年後という長期視点からみると2009から2010ごろ長期上昇トレンドが始まるのではないかと思います。S&P500インデックスを見ますとセクター別にFinancial、InfoTech、 Energyの割合が高いことがわかります。これらのセクターが過去5年、10年のうちに銘柄の入れ替えとともに期待値が高くなっているのがわかります。これらのセクター(業種)を選択するだけでなく、グローバル、競争優位性、サービスの質、成長性、CSR(社会的責任)、環境などの複数の要素から企業別の選択をする必要があります。 世の中は多くの不確実な要素が存在するので長期的な視点で大局的に判断することが重要だと思います。